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17 . May
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10 . July
モノの非価格競争力 その3 店の演出

 なりわい経営は伝統に胡坐をかいてものごとに安住する存在ではありません。いまの時代は流れが早く、とりわけ消費については次々とトレンドが形成されるなかで、このトレンドを無視して経営の発展はありません。それどころかトレンドの先を行くぐらいの時代に対する感性を求められているのです。この感性を発揮する場所が店であり、店はあなたの才覚のステージであり舞台です。なりわい経営ではあなたの個性がそのまま店に反映し、店を彩ります。この間訪問したなかから、そんな演出の一例を紹介します。

 串揚げの店の演出

 大阪の都心近くにある若者向けのおしゃれな串揚げ屋を訪問しました。ここでは店をステージと見立てその舞台で演出することの大事さを学びました。まず店に入ると、いまの流行の照明の工夫に気がつきます。全体を暗く浮き立たせるところにだけ光を当てることによって、狭い店ながら周りの客が気にならない個室感を出しています。この店の売りは若者向けの低価格のコース料理です。テーブルに着くと割りばしを3倍ぐらいにした棒が置いてあります。客はなんだろうと手にとって見ているが分かりません。実は串揚げのコース用の大皿を斜めにする置き台ですが、客に待つ時間の話題を提供する仕掛けになっています。コースを注文すると大皿にキャベツが山盛りにきます。これだけで若い女の子は、「なんてヘルシー」となります。誘った男も当然気に入ります。要するに、なんでもない、ちょっとした仕掛けで話題とサプライズを演出しています。それによって店が舞台という装置にかわり、そのステージで客との一体感が演出されます。なんでもないことですが繁盛店にはこうした仕掛けが用意されているようです。
 
 この店も民商の商工交流会で報告され、みんなのアイデアのヒントとなっていますが、こういう店をステージ化する演出のヒントは、話し合えばいくらでも出てくるということです。

次回・・・ステージ演出のあの手この手
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