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29 . February
小が大と中に勝つ非価格競争論

日本では市場競争では大が強く、その次に中が強く、小と極小はまともに競争せずにすき間(ニッチ)でいきるしかないという考えが広くあります。とりわけ経済産業省はこのニッチ産業論が大変好きなようです。しかしすき間はあくまでもすき間であって、最初猫が通る広さのすき間でも、そのうちねずみのすき間になり、ゴキブリしか通れないすき間にされてしまいます。

第一すき間産業というのでは小の社会的役割は見えてきません。小企業はもっと正々堂々と大や中の企業と勝負して勝つ存在でなければなりません。このことを明らかにするのが市場での非価格競争の理論です。非価格競争は価格競争とどう違うのか。

価格を決める原価には固定費と変動費の二通りがあります。固定費とは月々の給料や家賃、一般経費のように売上が変わっても変わらずに必要な経費です。変動費は材料や外注、アルバイトの人件費など売上に比例して増減する経費です。売上の少ない小は固定費が売上単位あたりにたくさん按分されて高くつき、変動費でも仕入れの値引きを受けることは少なくなります。そのために普通の経済法則では原価の低い大が小に勝つということが法則化されることになります。

この法則を打ち破るのが値段以外で勝負する非価格競争の理論です。そしてこの価格以外の競争条件の比重はますます増えてきていると見るのが非価格競争の理論です。

次回・・・ストアブランドで小が勝つ
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